2009/04/22
真夜中 vol.5
大好きな雑誌真夜中に絵を描きました。
巻頭エッセイの3ページです。
(1)夜間飛行、(2)伝わらない言葉、(3)眠りの国という3つの通しテーマで
毎回違う3名が、エッセイを書いているところ。
通しテーマがとてもすてきだと思います。
今回は二階堂和美さん、土屋賢二さん、松たか子さんの3名。
二階堂さんは、一度ライブを観ていらい、大好きなので、とてもうれしかった。
真夜中といえば、わたしはあちこちで人におすすめしすぎているけど
桐江キミコさんの連載が大好き。
人間と人間のあいだを泳ぐ、「さかなのしっぽ」をつかまえる人だと思う。
わたしは、出会った人・ある時期関わった人の
全体はぼんやりしているけど、ある部分の、とてもヴィヴィッドな記憶や
それによって、切なくなったり、自分の心が動いたりするかんじが好きなのだと思う。
そうやって、外からのリ・アクションで、
にんげんて作られていくように思う。
どんなにささやかなものであったとしても。
そう思う人には、ぜったいすごく面白いと思います。
いま関わっている人で、たいして興味ももってなく、
話があうわけでもないのに
「あの人がお相撲好きなのが気になるなあ」とか・・・
そういう細部が、後々に鮮やかになったりすることが
すごく、面白くてならない。
話がそれましたが、真夜中ぜひ手にとっていただけるとうれしいです!
今号で1周年で、すこしリニューアルもされています。
<言葉は真夜中の星、写真は光、絵はともしび、デザインは夢>
これは真夜中のキャッチコピー。
はじめてこれを読んだとき、じんとしました。
言葉や、写真や絵やデザインが、
そもそもは、そんなふうな存在だということ
忘れないでいたいです。
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