ミシェル・ゴンドリー監督の新作映画「ムード・インディゴ」公開を記念し
限定ポップアップショップが開催中。
映画をイメージしたトートバッグとバッジを
sakumotto企画のもと、田部井美奈さんと制作し、参加しています。
マルシェ・ムード・インディゴ
2013.9.27 (fri) - 10/15 (tue)
渋谷PARCO LOGOS GALLERY
トートバッグは、原題でもある
L'Ecume des jours(=日々の泡、うたかたの日々などの訳で日本には紹介されています)という言葉や
映像の中の、泡やきらめき、光と影、
また、小説の中のキーワードをもとにしたドローイングをプリント。
バッジは、映画の中の印象的なシーンやモチーフをイラストレーションにし
グラフィックと組みあわせています。
もしお気に入りのシーンがあったなら、ぜひ探してみてください。
バッグがシンプルで、バッジがカラフルなので、組み合わせると素敵です。
個人的には、この小説の、夢みたいにキラキラしているところと
一転して悲しみにうまってしまうところや、
コランやシック達の、むこうみずさみたいなもの...
あのかんじがなんとも大好きで惹かれていて、
バッグとバッジで、その両方を、表している気がしています。
今年5月の、Nidi Galleryでの個展<Piano Cocktail>も、
この小説をモチーフにしていました。
またこの小説に関わることができ、うれしいです。
思い入れある方たくさんいらっしゃるとは思いますが、
この機会に、原作であるBoris Vianの小説も、手にとっていただけたら
とてもとてもうれしいです。
わたしが初めて読んだのはハヤカワの、
今はなきビニールカバーつきの、ヴィアン全集。
おなじ伊東守男訳こちらの文庫で読めます。
うたかたの日々
いくつものフレーズが耳に残り
それがわたしの勝手なイメージにふくらんで
いままで描いてきた絵の中に混ざっているといっても
過言ではないと思う小説です。
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